鳥取市で遊ぶならここ！大人も楽しめるインドア・アウトドアスポット6選を紹介

鳥取市にいると休日出かける場所が無くて困る。そう感じる方は、大学生や独身世代を中心に多いのではないでしょうか。

確かに鳥取県全体が、都市部に比べて娯楽施設やレジャースポットが少なく、若い方にとって刺激に欠けるように感じられるかもしれません

そこで今回は、アウトドドアと体験型観光を中心に、大人が楽しく遊べるスポットを6つ紹介します。もちろん、お子さんと一緒に出かけても面白いため、子育て世代の方も参考にしてください。

CAMP VILLAGE「砂育」

参考　TOTTORI CAMP

「砂育」は、鳥取砂丘近くにあるキャンプ場「柳茶屋キャンプ場」がヤマタホールディングス株式会社の運営する「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」の一部としてリニューアルオープンしたものです。

もともと無料キャンプ場として多くのキャンパーが愛用していましたが、設備や環境はほぼ当時のまま残されています。松林の中の静かなキャンプ場で、デイキャンプから一泊まで幅広く利用できます。

また、ソロキャンプ用の小さなテントから5〜6人規模で入れる大きなテントまでサイトの広さも各種用意されています。ペットといっしょに泊まることもできるなどサービスが行き届いていることも魅力です。

住所　鳥取市浜坂1157-115
料金　利用サイト、人数によって異なる
施設設備　駐車場無料（20台）、バイク乗り入れ可、炊事場、薪コンロ有り
関連サイト　ヤマタホールディングスホームページ

久松山

参考　山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク公式サイト

山頂には鳥取城の天守跡もあり、軽い登山もできるアウトドアスポットでもあります。山頂からは鳥取市全域を一望にでき、この場所にお城があった意味を実感できます。かつてはどの方角から敵が攻めてくるのか一目瞭然でしたでしょうから、まさに難攻不落。

標高はさほど高くありませんが、ほとんどが登り坂で平坦な箇所は少なくなっています。そのため、本格的なトレッキングのために足腰を鍛えたい方、登山初心者でまず環境慣れしたい方、健康のために歩きたい方など多くの市民から愛好される登山スポットです。

浦富海岸・SUP体験

SUPとは「スタンドアップパドルサーフィン」の略で、サーフボードの上に立ってパドルで漕いで進む人気のマリンスポーツです。

ボードの上に立つためには体幹がしっかりしていなくてはならず、エクササイズ効果があるとともに、慣れてきたらボードに寝そべってヨガや読書ができるなど、海の自然環境の中で趣味を楽しむこともできます。

浦富海岸では、ウェットスーツを着用することで10月中旬ごろまでSUP体験が楽しめることが魅力です。日本海の美しい澄んだ海辺を満喫できるアトラクションです。

住所　鳥取県岩美町牧谷690-02　渚交流館
料金　8,800円〜
施設設備　駐車場無料（20台）
関連サイト　鳥取市観光サイト

ボドゲのム

ボードゲームをプレイしながらドリンクが楽しめるカフェ＆バーです。ボードゲームカフェとは、個人宅では管理がたいへん、一緒にプレイする相手がいなくて遊べないという問題をクリアし、複数の種類のボードゲームを手軽に楽しむことを目的としたスポットです。

2019年以降のコロナ禍によって室内で楽しめるレジャーとして再認識され、年齢を問わず一緒に遊べるツールとして人気になりました。

ボドゲのムは1時間、あるいはフリータイム（ワンドリンク必須）で150種類以上のボードゲームをプレイすることができます。友達同士でいくのもよし、その場に居合わせた方同士で楽しむもよしの楽しいお店となっています。

住所　鳥取市瓦町507
料金　1時間660円、フリータイム平日2,000円 土日祝2,500円（高校生以上学割有り）
その他　アルコールドリンク　550円　ノンアルコールドリンク330円
関連サイト　ボドゲのム

鳥取砂丘 砂の美術館

鳥取砂丘に隣接する「砂の美術館」は砂像=水を含ませた砂を押し固め彫刻したものを中心に展示する、世界初の美術館です。

素材が砂であるため、半永久的に保存することができません。そのため、展示作品はすべて期間限定、同じ作品には二度と出会えない希少性と、何度訪れても新しい作品にである新鮮さを併せ持ったアートスポットとなっています。

作品鑑賞以外にも、砂像制作体験ができたり、砂像のモチーフとなった都市や人物ゆかりのイベントが開かれたりなど楽しみ方も様々な美術館です。

住所　鳥取県鳥取市福部村湯山2083-17
料金　大人800円　小中高400円　小学生未満無料
施設設備　駐車場メインゲート側30台、サブゲート側180台（無料）
関連サイト　鳥取砂丘砂の美術館

大江ノ郷自然牧場

自由に動き回れる環境で飼育した鶏から採れる「天美卵」の生産地として有名な、複合レジャースポットです。当初はカフェとショップだけの営業でしたが、2024年現在ではレストランとショップが中心の大江ノ郷ビレッジ、廃校を改造したリゾートホテルOOE VARREY STAYなどと関連施設の数も増えました。

大江ノ郷ビレッジでは、本来お子さん向けのパンケーキ教室や手作りソーセージ体験などが可能でしたが、コロナウイルス流行の影響を受けて現在は中止されています。

谷間に沿って展開しているレストランやお土産屋さんは、鳥取市中心市街地からは少し移動時間が係ります。だからこそ、手軽に小旅行気分が楽しめるお出かけ先として人気です。

新しい趣味探しにもおすすめ！

鳥取市周辺で、20代〜40代を対象に楽しく遊べるスポットを6つ紹介しました。都会に比べてなにもない、でもそれはあくまで鳥取市周辺のいち側面。

公共交通が停滞している分、自家用車があればどこへでも好きな場所に行っていろいろな体験ができることも別の側面として存在しています。

特に近年では郊外、旧八頭郡地域を中心として自然環境を生かしたレジャースポットの開発も進んでいます。四季の移り変わりを楽しんだり、季節ごとに違った楽しみ方ができる場所も多くなりました。

もちろん、キャンプやアウトドアはお子さんを含めた家族で楽しむこともおすすめです。何もない、より「何かないかな」という視点で、改めてふるさとを見つめ直してみてください。